豚熊参上!なんかいいことないかな的日記

ブタクマです。つまらなくならぬよう、なんとかやってます。

「第三の男」物語の方

ちょっと長い話になりますよ。。。

この間、ある「おとぎ話」f:id:btacma-banzai:20160318173731g:plainf:id:btacma-banzai:20160318160031g:plainを読みました。

シリーズ物で前の話が透明感がありよい印象を覚えたので、後に出版された本も読みました。

悪者曰く「正義は強い者が決めるのだ」f:id:btacma-banzai:20160318173815g:plain

そこで読むの止めときゃよかった。( ; _ q ))後半は親子でリアルな殺し合い!f:id:btacma-banzai:20160317140644g:plain

こんなものを小学生に読ませるのは良くない。読後解説にあたった人もそう考えたのか、巧みにその部分を外し、ともすれば本編とは関係ない話題すら出していた。

善悪の判断・・子供が誤解したらどうすんの?

( _ _ ;)

これで思い出した物語があります。イギリス映画でf:id:btacma-banzai:20160318174020g:plain1949年制作の第三の男」。

有名な物語だからあらすじは書かなくてもいいよね、この映画はキャロル・リードという人が監督したんだけど、結末は2つあったそうです。

○ホリーとハリーの愛人だった女性は仲良くなる。

○親友を裏切ったホリーを許さない。

リード監督が前者を選んだら、「正義は必ず勝つ」f:id:btacma-banzai:20160318174122g:plain

と王道を行く作品になったでしょう。しかしそうしなかったのは、たぶん映画の知名度は「許さない」の方が上がるf:id:btacma-banzai:20160318174204g:plainと判断したからだと思うのです。

果たして結果はそのとおりになり、名作映画となりました。

でも、この映画はすでに善悪についてはよくわかっている大人の見る作品です。f:id:btacma-banzai:20160318174020g:plain

ホリーは死んだはずのハリーと再会し、遊園地へ。観覧車のドアを開けてハリーは「悪の意義」を語る。

「民主主義と中立のスイスは何を生んだ?鳩時計じゃないか!」

当時戦争後のウィーンは分割支配されていたため、検閲に捕まらずに逃げ続けるには地下下水道を走るしかありませんでした。

ここがクライマックス!ブタクマは書くぞ! o(メ`へ´)oハリーはついに追い詰められ、地上に逃れ出ようとした。しかし「正義の凶弾」が彼を撃ち貫き、マンホールの格子から出ていた指が萎えて事は終わった。この辺、あの童話とよく似ている。

水増しした安ペニシリンを売りつけていた悪者は退治されたのだった。

そして「しかと」のエンディング、今でも語り継がれている名シーンです。つまり元カノは正義じゃなくて友愛を支持したのでした。それで薄っぺらな勧善懲悪ではなく肉厚な「正」と「悪」の葛藤に苦しむ人間模様が描かれたわけです。 

 

この映画のヒットにより、オーソン・ウェルズ、ジョセフ・コットン、そしてアントン・カラスは一躍有名人になりました。(皮肉だな・・)

なんでも本当は、当映画には別のオーケストラBGMf:id:btacma-banzai:20160317142204g:plainが用意されていたそうです。しかしウィーンロケ中に居酒屋でツィターを演奏しているカラス氏の音楽に感動したリード監督はロンドンに彼を招いてBGMを大幅にチェンジさせたそうです。

くどいようですが、「第三の男」はすでに善悪についてはよくわかっている大人が見る作品です。f:id:btacma-banzai:20160317134958g:plain

児童書f:id:btacma-banzai:20160318160031g:plainでこれをやるのは良くありません。作家の方々、年齢層を把握してくださいませ。

この話を読んだ夜、食事がのどを通りませんでした。。。

続きは「第三の男」音楽f:id:btacma-banzai:20160317142204g:plainの方へ。 http://supersabochan.at.webry.info/201202/article_4.html