豚熊参上!ねこじゃらし日記

ブタクマです。つまらなくならぬよう、なんとかやってます。

降ってわいた別れ。。。

これまでギンブナのギンちゃんとタイちゃんの出来事を何度もアップしてきました。
タイちゃんは2年前3月小川で取った水草にくっついたタマゴに入って我が家にやってきました。
ギンちゃんは八上が1年10か月前に獲ってきた魚の中にいました。

ずっと一緒にいられるのはうれしかったのですが、ええ、カラダは銀色で鱗も立派でした。
でも世話は大変なところもあり、いつか放流に行くときはどんな入れ物にしたらいいかなと考えたりしていました。
放流(別れ)・・・いつかするのかな?

先日、フィルターのモーターが予兆もなく壊れました。交換後一か月以内にそれが故障するのは実はギンちゃんたちの水槽ではもう3回目、取り換える費用もバカにはならないので即座に白旗をあげました。
「ブタクマの手にはもはや負えません、生まれた川に戻させてください」
2匹は同じ川生まれですがブタクマ家からはなんと25キロも離れた小川なのでした。しかし、
「生まれ育った川以外はだめ!」放流は慎重さが必要なのです。八上が用意したビンはギンちゃんにとっては酷な大きさでした。
「こんな大きさじゃ30分も酸素もたない。。。」
しかしフィルターのない水槽に入れていても酸欠の危険が増すばかりです。今すぐ行動するしかない。

2本の広口ビンに1匹づつ入れて、大きい方がギンちゃん、スレンダーなのがタイちゃん。

左ギンちゃん 右タイちゃん

取り換え用にさらに浄水をバイクに積んで国道の2か所で停車する場所を決めてから家を出ました。時間は午後4時半。
ああ、まさかこんなことになるなんて。
1か所目、ホームセンターの前で水換え、2匹は元気。半分出して半分新鮮水を入れてすぐ出発。
2か所目、野菜直売所の駐車場前でもう一度、ギンちゃんは首を振って元気をアピール。
そして着いた!2匹の2年ぶりの故郷。時間は5時40分過ぎ。

小川の入口で最後の撮影。ギンちゃん、お口あけて元気さをアピールしてます。

川が・・生まれた川が・・・。
ギンちゃん、タイちゃん今まで元気でありがとう、じゃあさようなら!(^0^)/
2匹は水中に消えていきました。
季節が夏で陽が長く、晴れていてバイクの調子を直した後で、換えの水入れもそろっていたという好条件に恵まれての帰郷でした。